1人ひとりが創りあげる平和

原爆ドーム

8月7日、綾瀬市では恒例となった「あやせっこ平和学習生報告会/平和・人権映画会~平和への想いをこめてみんなで築こう人権の世紀~」がありました。今年度の小学生広島派遣事業で20人の小学生が夏休みの始まりに実際に広島へ訪れ、見聞きしたことや、感想の発表が行われました。

まずは知ることから始まり、そして感じた事を胸に、成長していってほしいと思います。

原爆投下から71年目を迎えた8月6日、広島市で行われた平和記念式典では、子ども代表の「平和への誓い」のなかで、「誰が平和な世界にするのでしょうか。夢や希望にあふれた未来はぼくたち、わたしたち1人ひとりがつくるのです。」という言葉がありました。平和な世界は誰かに任せて作ってもらうのではなく、またそれに安心して無関心でいることなく、今生きている私たち1人ひとりが平和への想いを馳せ創りあげていくものだと再確認します。もし、そこに他者を思いやる視点が欠けたり、一方的な感情だけが先走りしすぎた時、同じ「平和」を求めるにしても、紙一重で全く違ったものになってしまう危険を持ち合わせていることも、私たちは忘れずにいなくてはなりません。