「種子法」意見書、綾瀬市議会では否決 ~12月議会報告②~

2018年1月22日 08時22分 | カテゴリー: 活動報告, 議会報告

綾瀬市議会12月定例会において「主要農作物種子法廃止に際し日本の種子保全の施策を求める意見書」を議員提案しましたが、賛成少数で否決されました。

この主要作農物とは日本の食の根幹である、米、麦、大豆のことです。これまで、優良な種子の安定的な生産と普及を都道府県に課し、必要な予算の手当をするなど、この法のもとで国の責任において行ってきました。しかし、民間の品種開発意欲を阻害しているとして、国民を巻き込んだ十分な議論もなく、2018年3月末に廃止することが決まってしまいました。

青々と茂る稲の様子

 

これまでも種子法は民間の参入を禁じていたわけではありません。種子法をなくしてハードルをさらに下げることで、民間企業、とくに多国籍企業の参入を積極的に進めようという思惑がみえます。

日本の消費者にとっての「何を食べるのか」、農家にとっては「何を作るのか」を、自分で選んで決めていく権利、“食料主権”がこの法の廃止により脅かされようとしています。今後も、種子の安定的普及と開発は今までどおりやるということですが、それを担保する法律は廃止されました。

種子法に変わる新たな日本の種子保全を担保する施策が必要と考えます。