市民発電事業を視察~震災から5年を迎える仙台へ~

2016年3月12日 09時00分 | カテゴリー: 活動報告

IMG_4360  まだ雪が残る1月下旬、東日本大震災時に停電の経験をし、被災した市民が自らの手で市民発電事業を始めたNPO法人「きらきら発電・市民共同発電所」を視察させていただきました。

毎週金曜日、脱原発運動を続けていた方々、どうにか自らの手で発電をできないかと仲間を探していた―そんな方々が出会い、資金を集め、津波で引っ越しを余儀なくされた地区に土地を借り、太陽光発電所を作り発電事業を始めています。

仙台市は冬でも日光があり、発電に向いていたそうです。発電所は二か所あり、もう一か所は保育園の屋根をお借りしての太陽光発電です。緊急時にはそこで電源として使えるようにとコンセントも完備しています。

IMG_4371未来の子どもたちに託す意味でも保育園の屋根をお借りできたことは良かった」とお話しくださいました。

きらきら市民発電さんの事業理念の中に「平和」という文字があります。戦争の原因はエネルギーの争奪戦。その争いごとを失くすためにも自然エネルギーを模索することに意味があるとの言葉に共感しました。

人間の生活には電気が必要不可欠なものになっていますが、その電源はどうあるべきか再度検討が必要です。きらきら発電・市民共同発電所さんでも太陽光発電に限らず、風力、小水力、など他の発電方法も検討中とのことで、原子力や火力だけに頼らない電源構成、また小さな発電所の電力でも自由に選択して購入できるようになる、その送電の方法ももっと開かれたものであるべきと考えます。